大阪府の北部、京都・奈良と3府県の境、北河内に位置する交野ヶ原(現在の交野市・枚方市)は星にまつわる伝承・史跡・地名が集中して残る「星の降る里」「天空の地上絵」として全国でも珍しい地域です。その中でも、星田妙見宮は七夕・北極星・降星伝説と多くの伝承にまつわる神社であり、交野ヶ原における戦後の七夕文化を牽引してきた存在です。
令和元年、大雨と台風による被災からの復興と交野ヶ原の七夕文化の再スタートとを祈念して「第1回星の俳句コンテスト」を開催し、東北から九州までの1,000通にも及ぶ応募作品が集まりました。令和2年も開催を予定しておりましたが、新型コロナウィルス感染拡大によりやむを得ず延期しました。令和3年は、コロナ禍が続く中でしたが、なんとか開催できないかと考え『変わる祭り 変わらない祈り』をテーマにオンラインでの「第2回星の俳句コンテスト」を開催し、日本のみならず世界26ヵ国からご参加いただき、2,107通もの応募作品が集まりました。
第3回となる今回は、7月7日の星田妙見宮七夕祭での表彰式とオンライン中継を合わせて開催することで、世界中に向けて、交野ヶ原の文化振興と魅力発信、新たな日本文化の創造を目指してまいります。
作品は、応募用紙の郵送および特設サイト上の投稿フォームにて地域内外より募集いたします。
審査員長には星田妙見宮の佐々木宮司の10年来の友人でもある俳人の夏石番矢氏を迎え、表彰式は7月7日に星田妙見宮の七夕祭にて行います。応募作品に関しては、七夕祭にて、天に届くようお焚き上げいたします。