「星の俳句コンテスト」への想い

~星に思いをはせて俳句を作ってみませんか~


大阪府の北東部に位置する交野ヶ原(現在の交野市・枚方市一帯)は、星にまつわる伝承・史跡・地名が集中して残る全国でも珍しい地域です。その中でも、星田妙見宮は七夕・北極星・降星伝説と多くの伝承にまつわる神社であり、機物神社とともに交野ヶ原における戦後の七夕文化を牽引してきた存在です。令和元年、大雨と台風による被災からの星田妙見宮の復興と、交野ヶ原の七夕文化の再スタートとを祈念して、「第1回星の俳句コンテスト」を星田妙見宮で開催し、全国から約1,000通の応募作品が集まりました。

おかげさまで回を重ねるにつれて応募数も増え、現在では、日本を含めた世界約40ヶ国から約4,000通の応募をいただき、多くの方に広がってきました。今年も継続して、ここ交野ヶ原とは歴史的・文化的に深いつながりを持つ「星」をテーマにした俳句コンテストを開催し、子どもからお年寄りまで幅広く親しめる俳句という日本文化を通じて、郷土交野ヶ原の文化振興と魅力発信を行い、子ども達のシビックプライドの醸成に努めることで、持続可能な地域社会を目指してまいります。